高齢者疑似体験に参加しました②-白内障を体験.…眼鏡 |
第1回は高齢者疑似体験の大まかな内容をお伝えいたしました。
今回からは数回に渡り 疑似体験の内容と様子を更に細かくお伝えしたいと思います。
第2回は眼鏡を着用し 色覚感覚の変化の体験談をお伝え致します。
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一般的に老眼は40歳くらいから始まるとされています。
加齢から生じる白内障や緑内障などによって起る色覚変化(ぼやけて見える機能や視野の狭窄)などを体験しました。
(写真の説明はは左端から①~⑤の順で参照ください)
① 色覚変化疑似体験セットです(軍手は後で使います)
- 左上:緑、ピンク、黄色のマーカーで「高齢者疑似体験」と書いてあります。
- 眼鏡:着用することにより、色覚変化の体験をします。
- カラーシート:ご高齢の方の見えやすい色、見にくい色がわかります。。
- 認知症ガイドブック:眼鏡をかけて実際にリーフレットを読んでみます。
- 黄色のラインマーカー(右下):実際に文字を書いてみます
② 視覚障害ゴーグル(眼鏡)を着用し見えにくさを体験をしました。視界がかすんで 色によっては全く見えなく
なります。
③ 黄色のラインマーカーで書いた文字を隣同士で読み合っています。
④ 当日は多くのヘルパーさんが参加し、後半には利用者さんの自宅から直行したヘルパーさん
ケアマネさん達で会場が満杯になりました。
参加者からの一言
- 見えにくさは予想以上でした。こんなに見えにくいのに一生懸命見て話を聞いてくださる利用者さんに感謝です。
- 実際に黄色のマーカーで大きな字を書いたものを読み合いましたが コピー用紙のどこに書いてあるのかすらわからない位 黄色のマーカーは役に立ちませんでした。
- 普段話をしながら 「はーい これとこれ注意してくださいね」と マーカーを入れたりしていますが、色によっては全く見えないことがわかりました。
- 一生懸命見ようとすると 目の奥や頭が痛くなってきてしまいました。お伝えすることはなるべく短く 大きなわかりやすい色でご案内するようにしたいと思いました。
- カラーシートの見え方にビックリ!青や緑はとても良く見えましたが、ピンクや黄色はとても見辛く感じました。ご高齢の方に綺麗な色を着て頂きたいのですが、ご本人さまには顔うつりの良さが見えにくいのが残念に思いました。言葉にして一生懸命お伝えしたいと思います。
- ブラッシュアップを兼ねて ぜひまた疑似体験をしてみたいです。 また介護する側のご家族と体験を共有できたらと思います。
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