福祉サービス第三者評価をいただきました   →評価はこちらから

 クリック↓↓↓     クリック↓↓↓     クリック↓↓↓
 ケアマネージメント  訪問看護・訪問リハビリ  訪問介護
   

認知症ケアについて学びました②
  

 引き続き 認知症認定看護師の喜田川先生からのお話です
 今回は認知症の中で一番多い

   ・「アルツハイマー型認知症」
   ・「認知症のお薬」

 
について お伝えしたいと思います
 
  認知症の中で一番多い 「アルツハイマー型認知症」
   
◆一番よくみられる症状は「記憶障害」です
◆計画を立ててその通りに行動することが
  難しくなります
◆物と自分の距離や位置関係が うまく
  つかめなくなり 家事や仕事の段取りを
  することが難しくなります

◆これらは 脳の中にアミロイドβという
  異常なタンパク質が溜まり 脳が委縮
  する事が原因で起きます
 
  アルツハイマー型認知症認知症の進行を遅らせる 「新しいお薬」

  ◆ レカネバブ(一般名):レケンビ というお薬です
  ◆ 2週間に一回点滴で投与します
  ◆ アルツハイマー型認知症のみに使用できるお薬です
  ◆ 投与前に適応の可否を見る「検査」が必要です
  ◆ 認知症の種類が違う場合はこのお薬を使う事ができず、また効果も期待できません
  ◆ アルツハイマー型認知症そのものの進行を遅らすことができるお薬です
  現在のお薬の種類
 
  ◆ どのお薬も、認知症を治すものでも、認知症そのものの進行を遅らせるものではありません
  ◆ 認知症によって出てくる症状の進行を遅らせるためのものです。
 
  一般名 
飲み薬  ドネペジル  アリセプト
 ガランタミン   レミニール
 メマンチン   メマリー
貼り薬  リバスチグミン  リバスタッチ


 待望の認知症のお薬です!とお伝えしたいところですが 「認知症が治る薬」までの道のりは遠いようです。
 まだまだ適用範囲が限られていますし、認知症そのものが治るわけではありませんが、それでも薄れていく記憶の不安と戦っているご本人さま、ご家族の方にとっては新薬の開発の一つひとつ、一歩一歩が「期待の星!」で有る事に変わりはありません。
 日々希望を持って過ごすことが出来るのは 認知症の進行を遅らせる何よりの薬と思います。
「大丈夫、待っていれば世の中はどんどん良くなりますよ!」とお伝えできるのは、介護を支える支援者の立場としてもこの上ない喜びです。




  TOPICS 
 

更新日:2024/12/15